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MacOS
Macintoshと過ごす平凡な日常
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Nvu / KompoZerの問題点と対策
不自然な位置の改行コード
っとまぁ、NvuもKompoZerも、慣れればかなり使い易いオーサリングソフトだと思いますし、それほど奇抜なタグを書き出す事はあまりないようなのですが、日本語の文章を書くにあたり大きな欠点があります。
これはさきほど清書して保存したばかりのHTMLを別のエディタで開いた所なのですが、不自然な位置で改行コードが入っているのがお分かりになると思います。じつはこれ、NvuのWYSIWYG表示だと奇麗に整形されて表示されるので、全然気付かないんですよね。
まぁ、英文だとソースが読みにくいという以外にはこれといった弊害はないのですが、これが日本語となると、HTMLの仕様上、改行コードは半角スペースとして表示されてしまいますので、上の例だと、
「コマ ンドキー」、「出 て来ます。」っと、非常にみっともない表示になってしまう上、恐らく「コマンドキー」と検索しても検索エンジンではヒットしないページに…（泣
無駄な改行コード
また、上記の不自然な改行コード以外にも、NvuもKompoZer共、初期設定の「HTMLソースの体裁を整える」にチェックを入れていると、一旦保存して閉じたファイルを開くたびに、無駄な改行コードがどんどんと増えてくるという、かなり不思議なバグがあります。こちらはブラウザの表示上は全く問題ないのですが、正直、あまり気持ちがいい物ではありません。
Nvuのソース画面ではこんなに奇麗に見えているのですが、
実際に保存されたソースはこんな感じ（泣 もう一度Nvuで開き直すと、<head>下の３つの改行コードの前には新たに半角スペースが２つ入り、また、<head>の下に、素の改行コードが３つ入ります。これと同じ現象が、文書全体に渡って発生します。
こんなのを全て人力で削除するのはほぼ不可能ですし、開き直すたびに同じ作業を繰り返すのも現実的ではありませんので、多くの場合は、仕方なくこのままFTPしてWebに公開するか、チェックを外す事で回避するようです。
ただ、このチェックを外すと、タグが全部繋がった、非常に横に長いhtmlになってしまうのが困りものなんですよねぇ…
ですが、Macをお使いの皆さんには、大変心強い専用修正ソフトがあります。
Mozilla_Correct
こちらでも少しご紹介してますが、penguin-19さんご謹製のMozilla_Correctというアップルスクリプトを使えば、前述の改行問題は奇麗さっぱりと解消されます。
ドロップレットの形式ですので、保存が終わったファイルや、ファイルが入ったフォルダをドラッグ＆ドロップするだけでOKという簡単さで、使い方に迷う事はまず無いと思います。
デフォルトの状態だと、
- 行頭の連続した半角スペースを１つにまとめる
- 日本語文字列の中の改行コードを削除
- <BR><BR>を<P>タグに置き換える
といった整形を自動で行なってくれます。
実態はPerl＋アップルスクリプト形式のアプリケーションですので、パッケージを開いて、中に入ってる bandle.pl というパールのスクリプトをエディタで修正するだけで、どのように整形するかをかなり柔軟にカスタマイズ出来ます。
私の場合は、上記に加えて、
- 行頭のスペースを全て削除
- 行頭の改行コードを全て削除（空白行を削除）
といった条件を付け加えて使わせて頂いてます。
このサイトのHTMLファイルは全てこの条件で整形済みですので、ソースを見るなどしてご確認ください。
