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http://domain.tatsuwo.org

Google サイトマップ

私がGoogleなる検索エンジンを初めて知ったのが20世紀も間もなく終わろうかという、2000年の11月29日の事でした。

iPod同様、その後の世界をここまで劇的に変えてしまうとはその時は全く思っていなかったのですが、Yahoo! Japanが大嫌いな私にとって必須の検索エンジンとなったばかりでなく、ホームページの運営全般に関しても書かす事が出来ない存在となって久しいです。…あのとき一株でも買っておけば今頃は…(笑)

で、数あるGoogleさんのホームページ運営者向けツールの中から、まずは一番便利な Googleサイトマップというツールをご紹介。

ウェブマスターツール

登場時は「Googleサイトマップ」というベタなネーミングだったんですが、2006年半ばに現在のウェブマスターツールって名前に変わったように記憶しています。

このツールが出るまでは、Googleさんの検索インデックスに登録してもらおうとすると、トップページの分かりにくいリンクからURL登録のページにアクセスし、自分のページを入力してGoogleさんのロボットが来るのをひたすら待つ以外に方法がありませんでした。

が、このウェブマスターツール(サイトマップ)に登録すると、ロボットを積極的にサイトに呼ぶ事が出来るようになります。

しかも、Googleの検索ページからどんなキーワードで自分のページに人が来たかや、リンク切れ、ページランクなど、かなりの情報をここから得る事が出来ます。

私が使う位ですから、勿論全て無料です(笑)

Google特有の、中途半端な日本語訳が原因なのか、あまり利用者は多くないようですので、このサービスは結構お得です。

で、このサイトマップはロボットが読む情報ですので、書式がかなり厳格に決まってます。内容は大きく分けて3通りあります。

単純なテキストファイル

sitemap.txt などの名前のテキストファイルを作り、その中に、

 http://domain.tatsuwo.org/index.html
 http://domain.tatsuwo.org/possible.html
 http://domain.tatsuwo.org/rideonhistory2.html
 http://domain.tatsuwo.org/rideonhistory.html
 http://domain.tatsuwo.org/favicon.html

なぁんて形式で、サイトにあるhtmlをずらずら全部リストアップする方法です。これが一番簡単なのですが、メンテナンスも面倒くさいですし、少しづつ育て上げるならまだしも、既に100を越えるhtmlがあるような大きなサイトだと… ちょっと作る気になりませんね(汗

RSSを利用したサイトマップ

RSS2.0、Atom0.3ってなフォーマットのRSSファイルをサイトマップとして登録出来るそうです。Blogやらを構築しているならこの方法が一番現実的だと思いますが、うちのような完全Web1.0準拠のサイトには全く関係ないです(笑

xmlを利用したサイトマップ

レンタルサーバーを借りている人なら、cgiやらphpでスクリプトを動かし、サーバー側で一気にサイトマップを作るのが一番楽で、私自身もこの方法を使っています。

Googleさんにも純正サイトマップジェネレーターが用意されていますが、とっても使いにくいので、私はgsitemap.phpというフリーのスクリプトを使わせて頂いてます。


gsitemap.phpをXreaで動かす方法

他所のサーバーさんの事はさっぱり分かりませんが、XreaさんのPHPは2006年の春に少し仕様の変更があり、このPHPスクリプトを動かすには一工夫必要になりました。

以下は、忘れた時用の私のメモです。

  • gsitemap.php.zipをダウンロードし、解凍する
  • gsitemap.phpをエディタで開き、以下の箇所を修正する

ロボット用なので、画像なんかはリストしても仕方がないですから、対象ファイルはhtmlに限定しても構わないと思います。うちはshtmlは特別な用途に使ってるので、リストアップ対象外にしています。

また、除外パターンにはディレクトリなども登録出来ますので、TESTとかSAMPLEなんてディレクトリの中身を覗かれたくないならここで除外登録をします。あとは自分のドメインとパスワードに書き換え、そのまま保存します。

  • サーバーに.htaccessファイルを作り、エディタで開いて下記の1行を追加します。

AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php

Xreaサーバーの場合、この追加でPHPをcgiとして動かす事が出来るようになるそうです。(この行を追加しないと、gsitemap.phpの処理画面で OPEN ERR ってメッセージが出て処理が止まってしまいます)

  • gsitemap.phpをサーバーにFTPします。
  • アクセス権は(恐らくデフォルトの)644のままで問題ないです。
  • ブラウザで http://あなたのホームページ/gsitemap.php にアクセスします。


するとこんな感じのかなり素っ気ない(笑)画面が出て来ますので、先ほど決めたパスワードを入力して送信ボタンをクリックします。

多分、殆どの場合、1秒も待たずにこの画面に切り替わります。これで、http://あなたのホームページ/直下に、先ほどの初期設定で決めた名前(デフォルトではsitemap.xml)が出来上がってる筈です。

ファイルの中身はこんな感じで、基本的には一番最初に挙げた、htmlをずらずらとリストしているのと変りませんが、ファイルのタイムスタンプなども一緒にリストしてくれるので、Googleさんの巡回ロボットにとってとっても都合がいいそうです。

で、最後にGoogleのウェブマスターツールログインして、このサイトマップを登録してお終い。

最新のホームページ状況を反映する為には、ホームページを更新するたびにこの gsitemap.php を動かす必要がありますので、ブラウザにブックマークしておくと便利でしょう。


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